SEOコンサルタントのしんたろーです。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
この記事をご覧の方は、「転職したいけどどの転職エージェントに登録すべきかわからない」「未経験で転職は可能なのか」という悩みがある方が多いことでしょう。
今回の記事では、SEOコンサルタントにおすすめの転職エージェントについて紹介します。
また、SEOは未経験からの転職者が多い業界ですので、未経験の転職は可能です。
ただし、案件数が多い業界ではないので中々会社を探すのは大変だと思いますので、未経験の方も本記事をぜひ参考にしてください。
転職エージェントは複数登録して同時に比較しながら進めるのがセオリーのため、今回登録される方は複数社エントリーしてまずは情報収集で話を聞いてみましょう!
-Contents(目次)-
そもそも転職エージェントには何社登録すべきか
転職エージェントには3社登録することを推奨します。
理由は、比較検討できること、エージェントと合わない可能性があるためです。
比較検討については、求人数が対象のエージェントによって違うため、多くの案件を探すには複数のエージェントに登録する必要があります。
ただし、多く登録するほど調整するスケジュールが多くなるので多くても3社くらいがよいのではと思っています。
転職エージェントを同時進行で進めることで、内定を複数もらい比較することが可能です。
結論:おすすめの転職エージェント
本記事でご紹介する転職エージェントの中でも、とてもおすすめは下記の3つになります。
まずはこの3社に登録しておき、必要であれば他のエージェントも見ておく形がおすすめです。
3つ以外にも転職エージェントを総合型と専門型で分けて書いてありますので、興味のある方が最後までご覧ください。
■企業ごとの情報
おすすめの転職エージェント3社
リクルートエージェント
独占求人や非公開求人が多くあり、2019年には転職支援実績No1になっている業界最大手転職エージェント
doda
非公開求人を含む約10万件の求人を専門スタッフがご紹介。キャリアカウンセリングから内定までトータルサポート
マイナビIT AGENT
マイナビエージェントを母体にしており、IT・Web業界に特化した転職エージェント中でもSEOに関連する求人数が豊富にある(2022年4月時点)
この記事で紹介する転職エージェント一覧はこちら
※2021年4月時点の求人数を掲載しております。
リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント | マスメディアン | レバテックキャリア | マイナビIT AGENT | |
---|---|---|---|---|---|---|
公開求人数 | 約17万件 | 約12万件 | 約4万件 | 約4,000件 | 約13,000件 | 約3万件 |
非公開求人数 | 約22万件 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
SEO求人数 (2022年4月時点) |
1,050件 | 1,315件 | 493件 | 79件 | 512件 | 493件 |
SEOコンサル求人数 (2022年4月時点) |
88件 | 49件 | 9件 | 2件 | 86件 | 9件 |
総合型の転職エージェント一覧
こちらは総合型の転職エージェントを紹介します。
各企業の特徴も合わせて紹介しておりますので参考にしてください。
紹介企業一覧
・パーソルキャリア株式会社(doda)
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
doda(デューダ)
パーソルキャリアが運営する「doda(デューダ)」は、求人数も国内最大級(約12万件)で利用者が多い転職サービスの一つです。
求人サイト、転職エージェント、スカウトの3つの側面を持ち、サービスを同時利用できるため、自分の転職状況に合わせてサービスを使い分けられます。
利用者は、20代~30代半ばの若手・中堅層が多く、業種に特化したサイトもあり営業、金融、メディカル、グローバル、ITの採用に強い傾向があります。
転職検討中の方でも求人サイトだけ利用することが可能ですので、ご登録することをおすすめします。
doda
リクルートエージェント
リクルートが運営する国内最大級の転職エージェントです。求人数も多く、キャリアサポートから内定まで幅広く対応しております。特徴としては転職支援実績がNo1というデータ(2019年)があり、転職成功の実績が多い会社ということで信頼できる企業です。
また、スカウト求人、エージェントの紹介求人、レコメンド求人と求職者の条件に合わせた求人を紹介する仕組みが整っておりますので、希望の求人に出会える可能性は高いです。
非公開求人も20万件以上や独占求人も多いため、リクルートエージェントは必ず登録することを推奨します。
マイナビエージェント
株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。マイナビは、求人サイトのポータルサイトを主力事業にしていましたが、そのノウハウを生かして転職エージェント事業にも取り組んでいます。
特徴としては、20代からの信頼が厚く、2019年~2021年にかけて「お勧めの転職エージェント20代ランキング」で1位を獲得しています。
後発組の転職エージェントですが、ポータルサイトでの実績を生かし勢いのある転職エージェントになっています。
もちろん他の大手エージェント同様に転職サポートもついていますので、まだ20代~30代前半で転職を希望されている方は登録しておくことを推奨いたします。
Web系専門型の転職エージェント一覧
Web系に特化した転職エージェントというのが存在します。
総合型との違いは、業界に詳しい方が在籍していたり、有名ではない優良企業などを探すことができます。
あまり大きい会社への志望度は高くない方などにおすすめです。
ただし、求人数が少ないことと、大手企業の求人があまり多くないため、他の総合型の転職エージェントとの併用を推奨しています。
紹介企業一覧
・株式会社マスメディアン
・レバレジーズ株式会社(レバテックキャリア)
・マイナビITエージェント
株式会社マスメディアン
宣伝会議グループが運営する「マスメディアン」は、マスコミやマーケティング・クリエイティブに特化した転職支援サービスです。
宣伝会議のネットワークを生かして、デジタルマーケやクリエイティブ関連の求人が多いところが特徴になっています。
IT。Web系の転職サービスだと、エンジニア系の転職サービスが多い中、マーケティングやクリエイティブが多い転職サービスは珍しいので、該当する方はぜひ登録してみてください。
キャリアのカウンセリングをする方もいますので、今後の相談も可能になります。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントで主にエンジニア層での専門性が強い転職サービスになっています。
元エンジニアや開発会社で働いていた人間もおり、IT・Web業界に詳しい専門のコンサルタントが多いのが特徴です。
「SEO周りの求人が少ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、SEOスキルを求めている企業も多く登録しています。
ただし、SEO×ディレクターやSEO×フロントエンドエンジニアなど、スキルの掛け合わせが重要になります。
もちろんSEOコンサルタントとしても求人もあるので、一度登録してエージェントの方に相談してみるとよいかと思います。
マイナビITエージェント
マイナビが運営するIT・Web系に特化した転職エージェントです。マイナビを母体にしているので求人数も多く、IT業界専門のエージェントもいるのでキャリアプランも考えていただけます。
サポート力に定評があるのと、非公開求人も多いため、様々な求人に出会うことができます。
SEOとして転職をする場合は何かしらのスキルの掛け合わせが重要になるので、SEOを副スキルとして別のキャリア構築を考えているかたはぜひご登録ください。
未経験の人におすすめの勉強方法
未経験の人は、実績がないため転職活動が難しいと感じている方も多いと思います。
転職する前に実績やポートフォリオを作成しておくことで、転職しやすくする方法があります。
例えば、資格を取得することやブログを書くことなど、身に着けた知識の証明やアウトプットができているポートフォリオを作成しておきましょう。
実務未経験でも年収が高くなる可能性もありますし、就職後にも成果を出しやすくなります。
私のおすすめの勉強方法は下記のとおりです。
1.Googleの公式ドキュメントを確認してSEOの全体像をつかむこと
2.SEOの記事が書いてあるメディアを1つ選定して、SEO関連の記事を読んでブログを書き、検索ボリュームの小さいKWでよいので上位表示を目指すこと。(ブログはWordpressが望ましいです)
3.可能であればGoogleアナリティクスやsearchconsoleで分析を行い資料にまとめること
3つを行うとそれだけで、3か月~半年以上かかると思うので、思い切って転職した方が早い可能性はあります。
また、SEO以外にもクライアントとのやり取りや社内調整は行われるので、コミュニケーション能力に問題がないことを証明できる経験やスキルをアピールすることを推奨します。
SEOスキルがある人のキャリアプランについて
転職活動の際に、次に入る会社でどのようなことがしたいのかを明確にすることは重要です。
自分の軸となる部分ですので、ここを考えた上で転職活動をすすめましょう。
大きくわけると下記のキャリアプランがあると考えています。
・SEOの専門性を高くしたい人
・SEO領域以外にもスキルを高めたい人
上記に分けてキャリアプランを提示いたします。
SEOの専門性を高くしたい人
SEOの専門性はかなり広く、さらにその中でどの専門性を高くするのかを考える必要があります。
内部施策等の開発寄りのSEO、広報などの外部施策寄りのSEO、メディア運営系のSEO、業界ごとのSEOなど幅広く考えられます。
SEO全体を包括していくには、代理店でのSEOコンサルタントやりつつ、マネジメント側へ出世していく道がよいかと考えております。
事業会社だとSEO領域ではコンテンツマーケティング的な施策が多くなるのと、業界の偏りによって業界毎のSEOには弱くなります。
SEOコンサルタントとしてお客さんの業界で成果を出しつつ、部署のマネジメント、自社でメディアの立ち上げと等を行っていき社内でもSEOを推進していくキャリアを目指せば包括したキャリアを歩むことができます。
SEO領域以外にもスキルを高めたい人
SEOは他のWebマーケティング施策を学ぶことで相乗効果が期待できます。近年では、外部施策としての広報やリスティング広告を掛け合わせてCVR改善など様々なスキルと組み合わせを行う方がいらっしゃいます。
SEO領域以外にもスキルを高めたい人は、まずは社内で部署移動から検討してください。
単純に未経験からの転職になるため、年収が下がるためです。
Webマーケティング会社であれば広告運用等も行っているはずなので、社内検討しやすいはずです。
様々な施策を行いたい方は、将来的にマーケティングの戦略などの上流部分を行うキャリアプランが望ましいと考えております。
代理店でWebコンサルタント的な立ち位置もよいですし、事業会社でマーケティング全体を学ぶことも可能です。
広告運用やSNS運用など施策系をある程度学んだ後に、マーケティング戦略等の上流部分の勉強をおすすめします。
まとめ
最後までご覧頂きありがとうございました。
転職エージェントについての紹介と、SEOコンサルのキャリアプランについて説明させていただきました。
転職では仕事を見つけるよりも、自分のキャリアプランや自己分析等を先に行い準備をすることが大切です。
準備のために転職エージェントを利用するのも有効なので、ぜひお試しください!